このレビューはネタバレを含みます
一日千秋の恋愛観を持つらしい私が紅緒にやや感情移入しつつ、客観的に見た結果
序盤
→ラリサの勝手にムカムカ。少尉の情深さと優しさにイライラ
中盤
→冬星のカッコ良さにキュンとする。紅緒よ辛いこともあるが幸せになれって思う
終盤
→ラリサ……お前が言うなや。いや分かるけども
ラスト
→冬星……何故お前は幸せになってないんだ!!?カッコイイやんけ
物語や構成やかねてから少尉が決めていたことだからしようがないとは言え、ラリサが亡くなったら元の鞘に戻るの早いな、もっと葛藤して欲しいと思った気も。そのへんの感情どろどろが場合によって私が好きだったりするので
展開の構造で言えば、関東大震災と言う災害で諸々を気持ちよくリセット?リスタートしようというのは、私的に微妙……もっと情動的な部分を揺さぶって欲しかったかなぁと
前知識なしで見たので、王道?伝統的?かつ伝説的?な少女漫画の劇場版としての満足度は高いと感じました。往年のファンがどう思うかは分かりませんが
唯一の不満は結婚式とラストくらい冬星や忍少尉を名前で呼んであげてくださいってところだろうか。いつまで編集長と少尉やねんΣヽ(゚∀゚;)と思いました