ぱんだぱんく

彼女の人生は間違いじゃないのぱんだぱんくのレビュー・感想・評価

3.0
東日本大震災から5年。被災者の日常。
淡々とした群像劇で、盛り上がりには欠けるけど、被災地に暮らす人のやりきれない想いがよく表れているなーと思う。
印象的なのは、作品タイトルの画像にもあり、老夫婦がお墓を見学するシーンにもでてくる鉄塔と送電線。原発から首都圏に電気を運ぶ電線。
原発は使われなくなり意味をなさなくなったのに、ずっと残る。