いやよセブン

シャンハイのいやよセブンのレビュー・感想・評価

シャンハイ(2010年製作の映画)
3.0
アメリカのスパイ(ジョン・キューザック)、日本軍の大佐(渡辺謙)、謎の日本女性(菊地凛子)、ドイツ人の女友達(フランカ・ポテンテ)、中国裏社会のボス(チョウ・ユンファ)とその妻(コン・リー)など、一流の役者を揃えているが、それぞれの関係性が希薄で、盛り上がらないのは残念。
ジョン・キューザックが殺された友人の犯人を追う、これがメインだが、時代は日米開戦直前、日本海軍の動向をスパイする話の方が面白いと思う。
役者の扱いもひどく、菊地凛子はほとんど台詞が無いし、フランカ・ポテンテはいつの間にか居なくなる。
とてももったいない作品。