前編に引き続き安定の熱さ!監督もキャストも、本気で良いものを作ろうとしたんだなーっていうのが滲み出ているような作品。
父親から抑えつけられて生きてきたのに、ひねくれることもなく、優しさを持ったまま強くなろうとし続ける健二に胸を打たれる。命がけで欲しいものを手に入れようともがく姿が、いじらしかったりカッコよかったりで泣ける。
新次の髪を嬉しそうにいじる健二と、新次の「関係ねぇなー。関係ねぇよなぁ、アニキ」の呟きがグッとくる。最後にあのやりとりをもう一度思い出すとたまらないー。
終わり方も好き。ハッピーエンド至上主義の人は受け付けないかもしれないけど、そもそもそういう人はこの作品を後編まで見ようと思わなそう。
あとは、2代目の「ケンジさーん」がなんか可愛くて気になって仕方なかった。笑