愛を与える側と受ける側がちぐはぐで、そのお互いの愛を調和させようと皆もがき苦しんでいた。
愛というのが分からなくなった。
愛＝憎しみなのか..？とあれこれ考えたけど、理解するより感じる映画なのだろう。
だから話はシンプルだけど登場人物たちの感情とかをあれこれ感じすぎて見終わった後はなんとも言えない満腹感。決してすっきりした終わりではないが。
ほんとうにつながったのは新次と建二だけでそれ以外の想いは全部一方通行(脇役たちの問題が全く解決してなかったのは2人の繋がりを際立たせる為?)
最後の新次のこちらを射抜くような目つき...圧があるのに吸い込まれそうになった。
男女とでは感じ方が全く異なりそう。
