あゝ、荒野 後篇のdpbのレビュー・感想・評価

過去はずっとそこにある。
変えれないし、やり直せない。
重りのように足元に繋がっている。

その鎖を断ち切って、繋がりたいケンジと、
その鎖を断ち切る恐怖に、孤独になるシンジ。
シンジに手紙を書くケンジの涙、こんなに綺麗で繊細で純粋な涙あるんだな。
一緒に泣きながら、微笑んだ。

ラストはこちらに委ねられた結末。
シンジの最後の顔が全てを物語ってる。
なぁ、アニキ。