Kinakosan

あゝ、荒野 後篇のKinakosanのレビュー・感想・評価

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)
4.1
ボクシングの試合って、なぜか涙が出てくるのは、なんでだろう?

もちろん、映画だから、物語だから、いろいろ感情移入してっていうのはあると思うのですが、実際の試合でも泣いたことあるというか、、、。

心が揺さぶられました。

友情、愛、憎しみ、希望、絶望、過去の痛み、いろんなものがないまぜになって、混沌としている中で、それでも生きていて、闘っている姿に心が揺さぶられるんだと、思います。

最後の新次の目線の先には、、、やっぱり、居てほしい。

別日に、メイキング鑑賞。個人的には、絶対メイキングも観る機会があればおススメします。その中で結末に触れているキャストの人がいて、その人のひと言に、わーっと叫びそうになりました。やっぱりそうなの?
つくづく、映画の不思議さを感じます。嘘なんだけど、嘘じゃない。特にこういう心だけじゃなく体も追い込んだものって、それまでの準備とかすごく大変だし、役じゃない時にも、入り込んでくると思うので、映画の中にいろんな人の、この映画に関わった人の思いが滲み出ている気がして、嘘なんだけど嘘じゃないっていう。
菅田将暉、初めてすごいと思った。才能ある人なんだろうとは思っていたけど、案外熱い人なんだな。男女の区別であまり語りたくないけど、男の友情(愛情?のようでもある)がすごい、、、。
個人的にはヤンイクチュンのお茶目ぶりがツボです。それにハマる人がたくさんいると思う。なのに、あの演技。この人も怪物‼️
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