tigers1982

あゝ、荒野 後篇のtigers1982のレビュー・感想・評価

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)
3.5
菅田将暉とヤン・イクチュンだけで十分に観れる映画になっているし、最後の試合は陳腐な表現ではあるが「拳同士で語り合う」的な迫力があった。そのおかげで、複数見られるご都合感も気にせずに鑑賞することが出来た。
ただ、前後編通して5時間もの映画だからなのか、雑情報が多すぎる。更に、5時間もの映画の割にそれぞれのエピソードの回収が雑すぎる。自殺防止サークル関連のストーリーは主役二人の映画を邪魔しているだけだ。健二の父親に至っては終盤は出てくるだけで鬱陶しかった。

あと、全編を通して感じた園子温感はでんでんが居たからなのだろうか。。
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