アラカン

アナと雪の女王2のアラカンのレビュー・感想・評価

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)
3.6

1作目では「人と人の繋がり」というところにフォーカスされていたと思うが、今作では「メインキャラクターそれぞれが抱えるジレンマ」という点のほうが象徴的に描かれていた。特にアナとエルサの選択には2人それぞれのアイデンティティが表出されている。
ただストーリー展開全体としてのダイナミックさが、世界観とテーマの壮大さに対して釣り合ってないようにも感じた。

1作目を見たのは小学校6年生の時だった。買ったばかりのウォークマンに買ったばかりの映画のサントラを落とし込み、私塾への行き帰りにずっと耳に流していた。
6年の期間を挟んだ2作目である今作は、1作目の様々なシーンや音楽を多分に活用していたため、そうした過去の思い出が度々フラッシュバックさせられ、ノスタルジーを引き起こされるには容易であった。
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