アニメのライオンキングにも触れたことがない中での初ライオンキング。
普通に役者さんが出てる映画でも
イケメン=主役
ブサイク=敵役、モブ
みたいなとこあるけど、ライオンキングはまさにそんな感じ。
シンバの父・ムファサが毛並みも美しくバランスのいいイケライオンなのに対し、悪役でもあるムファサの弟・スカーは顔のバランス悪いし毛にはツヤもなく。
ひと目見たたけでどちらが王かわかる。
ムファサの息子・シンバもムファサそっくりのイケライオンに成長するわけで、これは戦う前からスカーに勝ち目なし。
物語はわかりやすい動物王国『サバンナ編』って感じで観やすかったんだけど、色々飲み込めない部分もあったかなー。
まず「今日が楽しけりゃいいじゃん！」と国や母親や仲間を捨て、狩りもせず、虫食って暮らしてたシンバがあれほど立派なタテガミの美ライオンに成長できるとかありえんｗｗｗシマウマとかの肉食わなきゃ雄ライオンあんなにデカくなんねーだろｗｗｗ
それに毎日歌って遊んでのんきに暮らしてたシンバが老いたとは言え王としてサバンナに君臨して狩りをし肉を食いまくってたスカーにあっさり勝てるとは思えないし、シンバがナラに会ってたった一晩で別人になっちゃうの急すぎない！？
もっとシンバの冒険とか成長とか描かなくていいの！？って展開のスピードについていけなくてポップコーン喉につまらせそうになった。
映像はリアリティ抜群でめちゃくちゃ美しかったので文句つけようがないんだけど、ストーリーが私にはかなり苦しかったなー。
人生、努力じゃなくて血筋と顔で決まるんだぜ！みたいなノリのお話。
