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ライオン・キングのkanaのレビュー・感想・評価

ライオン・キング(2019年製作の映画)
3.8
結論から言うと見てよかった。人生において大切な映画のひとつ。

社会人なりたての時に救いを求めてアニメ版を見た。当時の私はディズニー映画に元気をもらおう☆と期待を込めて視聴し、見事撃沈した。
「結局課題から目を背けてはいけない。」「いつか向き合う時が来る」「人生は厳しい」という現実を叩きつけられた気がした。

それ以来ライオンキングは鬱映画だと思っていた。今回の実写化が決まった時も、正直視聴するか迷った。
あれから数年たった今、わたしはどう感じるのだろうか。
作品を見る視点は変わっているだろうか。そこが気になって視聴を決めた。

視聴後、わたしはすがすがしい気分だった。
撃沈するどころか、シンバの選択がかっこよくて、偉大で、憧れた。
ムファサがいなくなってしまうシーンや、星になって見守るシーンは破顔が止められないほど泣いた。タオル必須。

アラサーのわたしが見て思ったことは
「ハクナマタタは必要。でも、ハクナマタタだけじゃダメ。
でも、ハクナマタタがないとダメ。」という事だった。

次は30歳を迎えてから見てみようと思う。
どの視点・価値観から見るかによって感じ方が変わる映画の1つだと思った。
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