ライブエイドのシーンは劇場で観なくちゃ意味がない、映画を映画館で観るために作られた映像なんだろうな〜と思った。
「ブライアンメイが似すぎてて怖い」と一緒に鑑賞してた人が言ってたので、相当ビジュアルにはこだわったんだろうな。
Queenがライブエイドに出るまでを描いてるけど、なぜフレディが孤独に苛まれたのか、という描写が少ない。
だってあの時代を生きたゲイでエイズ患者なのに、世間を吹き荒れた差別が全然描かれてないんだもん…。
彼がゲイであったこと、エイズであったことは亡くなるまで公なされなかったはずだけど、なぜそうだったのかを描いてないのでふんわりしちゃってた。
フレディを中心に物語を動かしてたのに、それはなんというかあんまりなのではないかなぁと思う。監督の意図するところはわからないけど。
あと、Queenの成功には日本の女ファンたちを抜きにはできないはずだけど、語られなかったね。なんでだろうね…。
段階を踏んでちゃんと人気を得て行った描写も薄くて、最初から成功していたように見えたのもなんだかなぁと。
まぁでも伝記映画ってこんなもん？手放しで面白いとは思えなかったなぁ。
