しず

ボヘミアン・ラプソディのしずのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.7
伝説のロックバンド「Queen」のボーカル・フレディ・マーキュリーの成功と失敗の壮絶な半生を描くヒューマンドラマ。
定期的に見たくなる傑作映画。

『AIR』でも書いたけど、世界中の誰もが1度は聞いたことのある名曲が生まれる瞬間は本当にワクワクする。初めてのアルバムを作るシーンで、フレディが音を左右に飛ばすというアイデアを機に、ブライアンとロジャーがそれに乗っかる形でアイデアを出す瞬間、Queenの団結力がさらに強くなる感じが、めっちゃいい。すごいものが出来てしまった時の、なんでも出来るような気分になる全能感がメンバーから感じられて、さらにワクワクする。

ラストのLive Aidのシーンはカットされてる曲もあるみたいやけど、たっぷり15分も見せてくれてるの贅沢すぎる。

この作品を機に音楽に限らず、色んな分野の伝記映画がより作られるようになった印象があるから、Queenの持つカリスマ性と脚本家、監督の演出力の偉大さをより実感できる。
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