とも

ボヘミアン・ラプソディのとものネタバレレビュー・内容・結末

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

日比谷では未だに週1上映を続けていると聞き、今更ながら観てきた。

伝記映画だと、栄光の後にドラッグや酒やセックスに溺れてどうしようもなくなって…という描写が長くなりがちなイメージだけど、これはその部分が割とスパッと終わったように感じて、観やすかった。
特にポールを振るときのスピード感が良かった。ズルズル続かないで良かったよ〜

あとは、ポール以外は基本的にみんないい人だったのも観やすかった理由の1つかな。

フレディが良い意味でも悪い意味でも素直…うーん、素直というか、目の前にいる人には存分に愛を注げるけれども、それ以外のそのとき見えていない人に対しては配慮できない人なのかなと感じたな。
観ていて感じたのは「凪のお暇」に出てくるゴンさんみたいな感じ。人たらしなところも、何で周りの人が怒って、傷ついているのか分からない感じとか。解釈違いだったらすみません。

私の親世代がドンピシャなバンドなんだろうけれども、知っている曲ばかりなのと曲のパワーが凄まじくて、圧倒されたしどんどん引き込まれた。
ちなみに、家に帰って母親にめちゃくちゃ良かった!と伝えたら、ライブエイドのDVDを見せられた(笑)
ラミ・マレックも他のメンバーも、とても細かい部分まで再現していることを実感して、俳優さんってすげ〜、、と思うなど。。

フレディみたいな人のことをカリスマって言うんだろうな…

ただ、ライブエイドで再結成して、盛り上がって、その後どういう経緯で亡くなったのか、まで知りたかった〜と思い、-0.2点。
でもそこまで描いたら観終わった後の爽快感は減りそう…ジレンマだなぁ……


何はともあれ、映画館で観れて良かった。
きっとまた観に行くと思う。
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