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ボヘミアン・ラプソディのGUMSYRUPのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
3.7
試写会で一足先に鑑賞してきました(°▽°)アリガテ-

言わずと知れた世界的ロックバンドQueenと、そのリードボーカルであるフレディマーキュリーの伝記的映画。

まず一つ言えるのは、間違いなく映画館で観た方が臨場感と音の圧を楽しめるし、可能な限り音響環境のよいものを選ぶとより楽しめる。
そして、Queen好きなら、冒頭のシーンから容赦なく使われる彼らの楽曲を劇場で聴いてるだけでもたまらんでしょう(*´∀`*)シフク

で、まずお断りしておくと…
私はQueenは知ってるし、好きだし、ある程度のバックボーンは知っているし、ベストアルバムも買ったけども、いわゆる「大ファン!」かと言えばそうではない。
ふつうに好き、といったレベル。とてもファンの方の知識量には敵わない、といった感じ。

そんな、ニワカな私としては「あとなにか少し…」といった感じ。
もちろん面白かったし、劇中での楽曲も8割方知ってたので問題なかったんだけど、

この手の映画でまず思い浮かべたのが「ジャージーボーイズ」。
The Four Seasonsの伝記映画なんだけど、ほぼ全くといっていいほどそのグループを知らなかった私でも「映画」として楽しめた。

今回も構造的にはかなり似ていて、だからどうしても比べてしまうところがあり、そうするとなにか物足りない。
各楽曲の登場のさせ方、誕生秘話、裏話、知られざる苦悩…もちろん織り込んではあったけど、ストーリーラインに乗っかってないというか…。
「Queen映画」としては素晴らしいけど、「映画」としては途中でちょっと疲れてしまうかもしれない。

ここまで書くと、あれ?面白くないの?って思われるかもしれないけど、いや、ふつうに楽しかった!
楽曲制作過程も魅力的だったし、フレディマーキュリーの葛藤と苦悩はかなり濃厚に描かれていて見応えあり。

まとめるならば、Queenファンは必見の一本!
Queenを知らない人でも、ラストは心奪われ、見終わったあとCDを買ってしまうことでしょう!

あと、フレディならではのシーンが随所に登場するので、苦手な方はご注意を!笑
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