遅過ぎると感じてしまうQUEENの伝記映画。
伝説のフレディ・マーキュリー
メンバー全員が伝説のバンド、QUEEN。
当時は子供心にゲイはみんなフレディみたいな
短髪に髭で体毛濃くてピチピチの服を着るもの！
みたいな固定概念があったりしましたね。。
そして突然出て来たエイズという恐ろしい病気は
ゲイの人に多く、感染すれば生きる道は無いと
そういう印象を強く持っていた時代でした。
当時に治療法が無かったのは本当だけど。
QUEENの曲は姉が良く聴いていて
レディオガガが一番印象強いかなぁ。
レディオガガって…そのまんま？みたいなw
そしてボヘミアン・ラプソディについては
良く理解出来なかった。
理解出来なかったけど名曲であることは
わかった。
大人になって改めてQUEENの凄さが理解出来た。
でももうフレディは居ない。
類まれなる才能を持つ人はみんな
孤独を強く感じるものなのかなぁ。
彼の痛みが分かる様な
分からない様な。
この映画で語られていることがQUEENや
フレディの全てではないし
ライヴエイドのステージがゴールではないし
そのステージからはまた新たな
伝説が始まりそこからも物語があるのだけど
それでも二時間半という枠によくこれだけ
分かりやすく詰め込み、
尚且つ素晴らしいカメラワークで
この映画を作り上げたものだなぁと
撮影後半をバックれたブライアン・シンガーを
とても讃えたくなった。
オープニング二秒ぐらいから全身の毛穴が
開きっぱなしになるほど素敵な映像で
メンバーを演じる4人がそのまんまQUEENで
本当に本当に感動と感謝で胸がいっぱいになった。
ライヴエイドのシーンでフレディが歌い出したら
涙が溢れて溢れて止まらなくなり、
別にそんなに崇拝している訳でも無いのに
感情が溢れ出して嗚咽を超える大声を上げて
泣けた。
場内に響き渡る音に隠れてわぁわぁ泣いた。
そして今年のNO.1映画
スリービルボードと
君の名前で僕を呼んでの二本を超えて
ボヘミアン・ラプソディが一番になった。
