冒頭の20thFOXファンファーレ。
クィーンのブライアン・メイが自ら演奏。
かっちょ良すぎぃ!とここからもう私、わしづかみされる。
クィーンは正直、そんなに詳しいわけでもなく、有名な楽曲数曲知ってる程度でしたが、サントラ4日間聴きこんでIMAX臨んだ甲斐がありました。
製作過程でゴタゴタ
(ブライアン・シンガーのスキャンダル)
があったとは思えない。
それぐらい奇跡的な出来栄えだと言い切ります。
フレディの足跡を中心にしていますが、
彼もまた、使い古された表現だけど、愛されたかった一人の人間として描かれているのがとてもいい。
偉大なシンガーであり、パフォーマーであっても、普通の人間が欲してやまないものをただずっと追い求めていた。
時に衝突しながらも同じ道を歩むバンドメンバーが居た。なんと幸せなことか!
観賞後に135分も上映時間があったと気がつく。それぐらい引き込まれてた。
実際のバンドが歩んだ道筋があるのはもちろん。またはブライアン監督の後を引き継いで完成させたデクスター・フレッチャー(製作総指揮でクレジット)の手腕なのかも知れない。
でも、何より、個人的にはもうアカデミー賞あげていいと思う、ラミ・マレックの大熱演がデカい!
見た目そっくりだからとかではなく、彼の目の演技がこの作品内に於けるフレディの繊細な心を物語るんですよ。セリフに頼らず。何度も泣かされました。
2018年洋画は先日の『サーチ』が今年マイベストかと思ったが、塗り替えです。
ちょっとでも興味あるなら、絶対に劇場観賞することを強く、強くオススメします。
できれば音響いいとこで。