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ボヘミアン・ラプソディのnanaのネタバレレビュー・内容・結末

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

純粋に音楽を楽しむ映画として優秀なのと途中で監督交代で良くも悪くもシンガー監督のカラー(自分の主張が出過ぎるところがちょっと苦手)が薄まったのも万人に受け入れられている理由かも。

事実からの改変はクィーンとフレディどちらを主体に語るかでよりテーマが伝わりやすいと判断してのことと感じた。フレディが紆余曲折を経て家族(肉親とクィーン)に戻る、ファミリー映画。

孤独と傲慢を抱えた天才と普通の人々の話という点、主役が故人で関係者が全面協力、ではクリスチャン・ディオールと似てて、普通の優秀な人からの天才への目線が興味深いし天才の底なしの孤独が胸に迫ります。

メンバーの再現がすごい!ラストのライブエイドは胸がいっぱいになって自然に涙が。周りの人も泣いてて、IMAXというのもあってライブ会場の雰囲気。これは映画館ならではの体験で息の長いヒットになると思いました。私ももう一度見たい!
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