みうさん

ボヘミアン・ラプソディのみうさんのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
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20世紀フォックスのブランドロゴのバックグラウンドがオリジナルでブチ上がるやつ。クイーンは一通りは聞いてきたクチ。でも、特別バンドに思い入れがあるわけでもなく、フレディのプライベートについては、この作品で初めて知った程度の好きさです。メアリーしんどい。(メアリーのルーシーボイントンは、こういう聖母性のある役がしっくりくるなにかを持っているのかな)でも、ジムハットンさんの出現で少し肩の荷が降りたのかな。マネージメントと弁護士の2人のおっさん組がよかった。エイダンギレンとトムホランダー。総じてやな奴がほとんど出てこない(ポールはちょっと…と思ったけど、あの人は多分フレディを我がものにしようとしただけ)バンドの伝記物としてはふわっとしてるけど、ライブエイドの再現とかよくできてた。ちょうどその前あたりからはらはらと涙がこぼれてしまったし、リリックが全てそこに関連づけられるような気がして辛かったし。we are the champions はいい曲だなあ。でも、フレディの腰高で脚が長いからこそ似合っていた衣装の数々がラミマレックの小柄な身体にはちょっと合わない感じなのが残念だったなあ…まあ、それでも全然いいんだけどね。メンバーの再現性も高い。ロジャーはもっと甘いマスクでもよかったのでは…と思うけど。ライブエイドの時のジョンの変なプリントシャツ覚えてた笑
字幕翻訳/風間綾平
字幕監修/増田勇一←元音楽誌の編集者みたい
ところどころ、気になる親切すぎる翻訳が…。あの、ポヘミアンラプソディをレイに説明するところさー、予告でも気になってたけど、6分は長い→あんたの奥さんは6分を長いって言っちゃうんだへー、みたいなのがイマイチ伝わらないよね…字幕大変なのわかるけどなんとかならないのか…

追記
ファンの人には評判が悪いようです。事実を改変している、フレディは最後まで罹患を告白していない、ライブエイドの時はまだ元気だった、ライブエイドかったるいそんななら本物見せろ。本物見せろはちょっと思ったし、なんならそうなるのでは?途中から本人にすり替わるのでは?と思ってた。フレディのことはあんまり知らなかったので、これを機会に色々知ることができたというのはいいことだった。そして、やっぱり入れ歯が気になるのであった。単なる出っ歯じゃなくないか?とか思うわけですよ。
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