ようすこ

ボヘミアン・ラプソディのようすこのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.0
恥ずかしながら告白する。小学2年生の時、いじめっ子に意地悪をされ、家に帰り一人で泣いたことがある。その時、情けない話だが「お母さぁぁん、グスッ、グスッ」と叫びながら泣いた。泣きながらお母さんを呼ぶなんて、自分は何てどうしようもない、弱くて恥ずかしい人間なんだ、と思いながら泣いた。
ボヘミアンラプソディーを初めて聞いたのは大学生の時。「ママァ〜、フーウウゥー」という一節に胸を締め付けられた。自分の経験からなのか、ママ〜のひとことに、マーキュリー氏のどうしようもない悲しみ、やるせなさ、弱さ、恥ずかしさが凝縮されているような気がした。
それからすぐにCD屋でロックの殿堂1800円みたいな再販CDのオペラ座の夜を買って、ボヘミアンを何度も聞いた。
そんな自分なので、ライブシーンはボヘミアンを軸に見てしまった。
いろんなことがあって、最後にマーキュリー氏が「僕は死にたくない」と歌うシーンで涙が出た。
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