しょこ

ボヘミアン・ラプソディのしょこのネタバレレビュー・内容・結末

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

クイーン好きの31歳です。アルバムは繰り返し聴いていてボヘミンラプソディは予告の時点で絶対行こうと思っていて今年間違いなく一番泣いた映画。俺たちは居場所がどこにもなく、音楽で繋がった家族だのフレーズに心が震えた。
制作風景や仲間たちが本当に実在しているかのようでフレディと同じ人生を生きたかのように感じた。
何百回も聴いたボヘミアンのガリレオ~がまさかロジャーの声だったなんて、、、

自分がエイズだと仲間にだけ告げ、残りの時間を君たちと音楽を作ることに使いたいと言うシーンで涙腺決壊。ブライアンとジョンの包み込む愛、いつもぶつかるロジャーとフレディ。一度は離散して再結成した彼らだからこそ、ウェンブリーで共に音楽を奏でられる幸せを噛み締めている各々の表情。

冒頭で意味深に一人ステージに向かうフレディは一人だったが実際には仲間がいた。ボヘミアンから始まりボヘミアンで終わるフィナーレ。退場するときに仲間の顔一人一人を見つめるフレディ。

自分の大好きなLove of my lifeの使われ方が美しかった。明かりつけあいっこでのフレディの無邪気な顔のもの哀しさ。裏切りと独占欲。Queenのすべての曲がこれまで以上に輝いて、彼らの顔を思い浮かべながら人生を生きていける。本当に映画にしてくれてありがとう。
しょこ

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