権左衛門

ボヘミアン・ラプソディの権左衛門のレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.5
Queenの始まりからピーク?(ライブ・エイド)までをフレディにフォーカスを当てて、Queenの伝説たる姿と私生活(孤独、自分のルーツ、セクシャリティ)を描いた物語。
最後のライブ・エイドでのパフォーマンスは本当にソウルフルで、we will rock youの作曲動機でもある、観客と一体になって音楽を作りたいという望みも叶えていて、濃度が高くて観ていて疲れた(本当に良い意味で)。また、そこでの演奏曲の歌詞はどれも生死が絡んでいて、よりフレディの死への対峙が印象的だった。
総じて、こういうのを伝説というんだなあと納得して感動した

印象に残ったところ
・20世紀フォックスのオープニングから、Queenらしくエレキのバージョンで高まった
・自分が生まれたのはフレディの死後だったから詳しい様子は分からないが、中学生の時ファンだった父は所作やメンバーの顔も似ていると言っていたので、やっぱり本物へのリスペクトと役者のクオリティの高さが凄いと思った
・フレディは言わずもがな、他のバンドメンバー、マネージャー、フレディのパートナー、家族などなど皆味があって、それは間違いなく物語をより深いものにしている
権左衛門

権左衛門