このレビューはネタバレを含みます
なんかすごいもん見てしまったぜという気持ち。予告のライブシーンすごいなーと思ってクイーンのこと何も知らずに見に行ったけど楽しかった、というかこの映画でわたしはクイーンに出会ったという気持ち。もちろん映画化に当たって脚色や時系列の変更があるので丸呑みしてはいけないかなぁとは心得ているけれども。どうやらこの変更もクイーンの御存命メンバーの意図らしく、クイーンはとことんエンターテイナーだなぁという気持ち。
ライブ・エイドのシーン、何も知らずに見ても最高でクイーンもスタッフも観客もみんな楽しそうで、本当にすごかった。あとで本物のライブ映像見たら再現度半端ねぇという気持ちで事の重大さに気づきびっくりだった。びっくり再現度を誇るのなら本物のライブ映像使えよって話になりそうだけどそうじゃないんだよ改めて演じているからこそいいんだよ何でかはよく分からないけれど！！！！
この映画の何がよかったかって、『Radio GA GA』という曲に出会えたことがわたしにとって重要なんだよねぇ。子供の頃はradikoなんて無いから、二段ベッドの上にラジオ持ち込んで、東京のラジオの電波を無理やり拾って無理やりラジオを聴いていたなぁ、わたしはラジオが大好きだったなぁ、って思い起こしてちょっと泣いた。他にも数えるほどしか知らなかったクイーンの曲が、映画を通してよりリアルになったり、新しく出会ったりできて、そのことがわたしにはとても新鮮な体験で嬉しかった。
フレディーがさぁ……時折見せる表情がさぁ……あまりにも無垢で無防備で儚くて……これは男も女も放っておかねぇぜ！！！！という気持ちになった、もれなくわたしもギュンギュンだった。他のメンバーも魅力的だったし再現度半端ない。
メアリーの立場がさぁ……しんどくてさぁ……でもフレディーほっとけねぇ！！！！というのはわかりみ〜って感じだけどしんどみマックスだった、後半ちゃんと旦那さんできてよかった。
てかさ、クイーン知らなくてこんなに最高ふうううう！！！！って気持ちになってるんだからさ、リアルタイムでクイーン大好きだった人、リアルタイムとはいかずともクイーン大好きな人にとってはやばそうだなぁ……と思いちょっとその気持ちを知りたくて羨ましいけれど、2018年にクイーンに出会ったわたしの気持ちもエモ！！！！最高！！！！という気持ちがデカイのでオールオッケー！！！！
