このレビューはネタバレを含みます
ライブも人生も熱量がものすごくて、映画館で観てほんとによかった！
みんな「よかった」って言うけど何がよかったのか誰も言わない理由がわかったし、事前にサントラ聴いてたけどイヤホンとは全然次元が違う。
音楽もものすごくよかったけど、ストーリーでも何度も泣きそうになった……。悩んで苦しんだから、人生に変化があったからこんなにいい曲ができたんだ、どんな時があってもいいんだと思えたし、ラストのThe show must go onを聴いてもっともっと生きたいと思った。
「家族だからしょっちゅう喧嘩もする」
「（雇ったバンドは）誰も不満顔をしてくれない」
「（エイズへの）同情で僕を退屈させないでくれ」
苦難を受け入れた時の台詞がとってもいい。
圧倒的イケメン感だったのはロジャー・テイラーさん役のベン・ハーディさんだけど、
一番素敵だったのは劇中のメアリーさん。
「あなたは私にもバンドにも愛されてる、それで十分じゃない」って、本当に愛してないと言えない。
天才にはなれないけど、人を生かす人になりたい。
