あいうえおかき

ボヘミアン・ラプソディのあいうえおかきのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
5.0
泣いた。
今の自分と形は違えど重なりすぎるほどに重なった。
女性を愛するもゲイであると気づき愛してはいるが違和感が拭えない葛藤。それを"家族"であるバンドメンバー達には言えない。
だんだん仕事に溺れ、孤独になっていくフレディ
本当に彼を理解して支えてくれるべき人たちはあまりに近くにいて、心さえ開けば助けてくれたのに…
途中のメアリーの言葉にグッと来た
正確には覚えていないが、あなたの周りにはあなたを愛している人たちがいるのよ…と。
自分が心さえ開けばみんながみんな悪い奴らではないし、自分のことを理解してくれて"家族"のように受け入れてくれる。そんな気がした。
泣いた。
バンド再結成のシーン、エイズを打ち明けたシーンが特に人の温かみを感じた。
そして、残りの人生をかけて愛する人たちと共に、フレディの音楽へかける思いは熱すぎた。泣いた。

最後のライブシーンの一曲一曲が、この映画を見ていると心に染みて染みてしょうがない。
We are the championsが特にやばかった。
本当に、最後のライブシーンですべて持っていかれた。

学んだこととしては、自分の殻に閉じこもったり、近くにある愛や幸せに気づけないと孤独になり苦しい寂しい人生が待っているだけ。周りの人の意見に耳を傾けたり、悲しいこと、辛いこと、楽しいこと、嬉しいこと、それらを周りの人と共有して自分は一人じゃないことを認識して生きるべきだということ。

音楽かっこいいしまた見に行きたい。
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