マダムM

ボヘミアン・ラプソディのマダムMのネタバレレビュー・内容・結末

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

どこぞで賞を総なめにしたミュージカル映画なんかより、よっぽど良く出来ているとは思ったが、絶賛している人ばかりなので、私は敢えてのツッコミを書く事とする。

実話を元にしたフィクションだったら良いのだが、伝記と言うには、かなり脚色されてフィクションも混ざっているので、これがQueenの史実と思ってしまう人が居たら、それはちょっと嫌だなと思った。

とにかく、時系列がおかしい。米国で売れたのは日本より後だし、Fat Botom Girs は初期の作品では無い。髪型や衣装も微妙にズレている。短髪、ヒゲの姿はさほど長く無かったはずなのに、割とそればっかりだし…。

フレディーは唯一無二の人だから、どんなに寄せてもねぇ…。一時期、ジョニー・デップに決まったような話が出てなかったっけ?彼なら、マジ似てたと思うんだけど…。

しかし、ブライアン役の人はブライアンにしか見えない。他のメンバーも、かなり良い線だったが今ひとつ微妙で残念。

感動して泣いたって書いている人がほとんどだけど、そこまでじゃなかった。Live Killers の Love Of My Life を初めて聞いた時や、バルセロナ・オリンピックで、フレディーの歌声が流れた時の方が、よほど感動して泣いた。

最後は God Save The Queen で終わって欲しかったがオトナの事情で許されなかったのだろうなぁ。
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