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ボヘミアン・ラプソディのkissed3のレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.0
正直クイーン世代じゃないし曲も有名なのを2~3曲知ってるくらのレベルだったんだけど楽しめた。
音響いいとこで観ろとかやたら勧められたんだけど、そこまで歌重視の映画でもなくない?
ラスト20分とエンドロールは歌のためにあったと思うけど、他は割とストーリー重視。

これまでにもアーティストのドキュメンタリー映画をそこそこ観てきているので映画の作り自体に目新しさはなかった。
特にフレディを美化しすぎるでもなく、逆におとしめるでもなく塩梅は絶妙だったかも。
実在のアーティストの映画って売れるまでを描くタイプのものと売れてからの孤独を描くタイプのものがあるけど、圧倒的に後者が多いしこの映画も後者。

フレディはゲイで、エイズで亡くなるという悲劇性でより有名になったけど、そこのところもさらっと触れていた。
この部分に深入りするともっとディープな映画になりそうだったけど、女性の恋人もいたのにゲイ…?とちょっとよくわからなかった。
あえて深く描くことを避けてたっぽいかなー。これ以上映像化するとR18不可避だし。

あと、やっぱりフレディの歌の威力はすごくて何度か鳥肌がたった。
フレディ役のラミ・マレックはちょっとミック・ジャガーみがあった。
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