ねぇねぇ、なんで今まで観てなかったの、わたし…と思わず突っこまずにはいられない。笑 この曲もあの曲も、あんな曲も私たちの日常にはクイーンがあったのに。
フレディ・マーキューリーを中心に、1970年代のクイーンの出会い、結成から1985年のライブ・エイド出演までを描いた作品。
冒頭の20世紀FOXのロゴからずるい笑、なにあの演出。
ライブ・エイドの朝からはじまり、ライブ・エイドの演奏に終わる。
個人的にとにかくテンポの良さすごい、編集と音楽の組み合わせがぴたっとハマっていて、まさにクイーンの音楽のように駆け抜けていくイメージ。
ときめかずにはいられなかったのは70年代のBIBAをはじめとする衣装たち。メアリーとかさ、タイプ。すごく、この作品の衣装がたまらなく好き。時代性とちょっとした細部にもこだわりがあるんだろうなぁって思わされる。やっぱりサイズ感と素材感かな、フレディのあのタンクトップにベルト、デニム、二の腕につけたバングルとかひとつひとつが完璧な調和じゃないか…。
あとクイーンのこと詳しくないけど、エンドロールの本人たちの映像とか観たらかなり再現度高いよね、特にギター!笑
観る前にいくつか時代描写のズレとかあるみたいだけど、映画として観たときにはこのバランスが良いのかな。
こんな作品を観たら、クイーンと今出会わせてくれた嬉しさとこれまで触れてこなかった寂しさが入り混じって、映画観て良かったな、幸せだなってなりました。
最高だった。