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ボヘミアン・ラプソディのERIのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.3
Queen好きなら感動せえへんわけない!もうど初っ端の20世紀FOXのファンファーレの段階でね、ブライアンメイとロジャーテイラーが演奏してるんよ?!そんなん鳥肌立つしこっから始まる映画への期待値爆上がる〜ってなるやん!映画の2時間の尺に収めるために色々話ちゃうとかあるらしいねんけどそんなん全然気にならへんほんまに感動。何よりQueenの名曲がこんな感じで生まれたんや〜っていうメンバーみんなの才能に圧倒される。成功する人ってゆうのはなんでこう孤独なんやろう?マイケルジャクソンとかもそやけどすごく最後は寂しいイメージ。映画からもすごくその感じ伝わってきて、ただ本当に身近には元恋人とか、恋人、メンバーの3人がいるねんけど、その存在に気づくには時間がかかるねんな〜〜。
映画タイトルが「Bohemian rhapsody」なのは、最初は自分的にめっちゃ好きな曲や!わーい!って感じやったけど、映画観るとそんな軽いことじゃなくて、あの6分の長尺の曲にかける4人の思いがあったり、フレディマーキュリーの成功までの半生を知ると歌詞が本当に彼の思いを示してるようで、、映画見終えてからQueenの曲、Bohemian rhapsody含め全部が更に染みる。
今作は、最初はQueenとフレディマーキュリーの成功秘話的な話やと思ってたねんけど、今の時代に公開されるってめっちゃ深いなというか、LGBTが今や世間的に認知されて受け入れられてるけど、そうじゃなかった時代にどれだけ苦しんだ人がいるとか、なんかそんなこともめっちゃ考えさせられて、単純にQueenって世界的バンドの話に限らず、ジェンダーの話もあってそういう意味でもいい映画。
ママとパパの影響で小さい頃からQueenやら60〜80年代音楽聴きまくってたことがほんまに幸せなことやな〜〜って。ただ、こんな素敵な人らの音楽をリアルタイムで聴くことができひんのは悔しすぎる。映画ラストのLIVE AIDもそう。映画見終えてから本人達の実際のLIVE AIDの映像見たけどあの興奮ってのはあの瞬間に生きた人しか得られへんもんやと思うと、ほんまに惜しいな。

11/24、フレディマーキュリー命日に鑑賞。
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