レディガガのスター誕生と同時期に鑑賞したのでどうしても比較してしまうけど、どちらも歌唱シーンの熱量が凄まじく、自分で鳥肌が立っているのに気付く程。
スター誕生は序盤のライブが劇中で最高のパフォーマンスと感じたが、こちらはラストのチャリティーライブのエネルギーが圧倒的。それまでモヤモヤシーンが続く分、溜まった鬱憤が爆発するようで、カタルシスとはこういうことかと。
しかし自分はおそらくLGBTについて問われれば、彼等彼女達がもっと生きやすい社会を作るべきとか薄っぺらい回答をするだろうが、いざおっさんズラブが目の前で展開されると、どうしても嫌悪感を感じてしまっている自分に気付く。
日本人だと同じ様な感覚の人間はまだまだ多いはず。アメリカ人の感覚としてはどうなんだろう？いずれにしても問題は根深いし、表面的な話ばかりでは解決できないなと感じた。
