ふふみ

ボヘミアン・ラプソディのふふみのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
3.5
バントとしては凄くスムーズに成功していったんだという印象。
彼らほどの才能の持ち主なら当然ということか。
フレディの孤独さを苦悩として描いているけど、全体的に綺麗な物語という印象。
描こうとしても許されない側面もあったんじゃないかと思う。
バントとしては大きな挫折はなくて、それは本当に凄いことだし、一人ひとりの人生は別として、こんなに幸せなバントだったんだと感じた。
今でこそ当たり前のようだけど、あの時代に多様性を認める姿勢をアピールしていたことも素晴らしいと思う。

クイーンの音楽は熱心に聴いてこなかったから、みんなのようには泣けなかったけど、雨の中メアリーと話すシーンと父親と抱き合うシーンはウルっときた。
最後に結ばれなくても、メアリーは運命の人に違いなかった。
観るまではサクセスストーリーだと思っていたけど、ヒューマンドラマだった。
ただ、構想から10年もかかっていたことには驚いた。

余談だけど...
X JAPANの物語を映画にしたらどんなだろう?
嘘みたいに面白くなりそう。
彼らを知らない外国人が観たら、きっとフィクションだと思うだろう。
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