Bohemian Rhapsody / Queen 和訳 解説 This Tells Queen 聴け! クイーンの全てを!
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「いよっ、待ってましたぁ〜!」
皆んなの声が聞こえるようだ。
LyraもQueenやるか迷ってたのよ、12月から。
何でやらなかったかと言うと、、、
流行りに乗っかるみたいで嫌だったの。
前にQueenを和訳してから2年も経過しちゃって、久しぶりにやるのが映画公開時期ってなぁー、てね。
ミーハーと一緒にされたくないって…でもね、それもバカみたいじゃない?
やりたい事を我慢するのは私らしくない。
それに、そのミーハー精神がRockが売れる、生き残れる手段じゃないの?
我慢してたから今日は吐き出しちゃうぞ!
My Love For Queen !!
今日Lyraが和訳&解説するのは、イングランド、ロンドン 出身のロックバンド Queen クイーン (1971年- )。
1973年デビュー。イギリス、アメリカ、日本をワールドワイドな人気を誇る、イングランドを代表するロックバンド。
2017年に Oasis オアシスの 【Live Forever】がイングランドを代表する名曲に選ばれるまで、Queen の曲が長い間 NO.1に輝いていたほど国民に愛されるバンドでもある。
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This is Queen !
正にQueen 健在!といった彼らを象徴する曲だとつくづく思う。
映画の中で、ドラムのRoger Taylor ロジャー・テイラーがオペラのパートで1番高い声が出ないからと、Freddie に”Next”って感じに何回も何回も取りなおしさせられていて「キーッ!」とキレていたのを思い出してしまう。
だから、このミュージックビデオの初めの、あの有名な4人がブラックの中に浮かび上がるだけで、Roger の引き気味な顔を見て笑ってしまうの。
「キーッ!」を思い出してしまう。すぐ切れる素直なRoger を可愛なぁ、と思ってしまう。
(ラストの方に、Live Aidとmovie “Bohemian Rhapsody “のカップリングしたVideoを載せておきますね!)
そのコーラスが、Queenの特徴であり、武器だとLyraは言いたいの。
Queenはダビングをする事で音に厚みを出していると思う。
ギター・オーケストレーションと言う、ギターをダビングして作るやり方と、Freddie とBrian May ブライアン・メイ、Roger の3人の声をそれぞれパート毎に録音し、後に重ねることにより、オーケストラのように厚みのあるコーラスを出すこの手法を使うことにより、Queen 独自の個性と魅力を打ち出したと言いたいの。
これはQueen の初期によく見られた特徴。
イメージチェンジするまで続いたドラマチックなこの手法は、この【Bohemian Rhapsody】をより劇的な曲にしたし、この曲によって作風は完成し続いていくのだ。
パレスチナ人で移民として来たFreddie。
映画の中でも人種差別に心を痛めているシーンが出て来ていた。
彼の中でいつも「負けては行けない」と言う反骨精神と、「自分は何者でもない」と言う不安定さ、父親との確執からくる愛されていないと言う想いからくる渇望、その全てをこの犯罪者としてこの世を追われ続ける男の歌に込めたのだと感じる。
Freddieの全てが入っていると感じるよ。
約6分ある長い曲。
劇中でも、レコード会社の上層部と揉めていたでしょう?
Miami マイアミが助け舟を出してくれていたのが笑ったね?
ハードロックやヘビーメタルのバンドは、あの当時、いつも曲の長さが長いと揉めていたと聞いたことがある。
でも、揉めてレーベル辞めて新しく入った所で、意志を曲げずに長い曲をリリースしてビッグヒットさせちゃうのはQueen が初めてだっただろう。
この曲の良さがわからない上層部が馬鹿だなあ、と思う。
長さを感じさせないQueen の才能がわからないとは!
始め、バラード調で始まり、オペラになるとイタリア語、フランス語、イスラム語の単語が出てくる歌詞と同調して、サウンドが無国籍になって行くのが素晴らしい。
まるで映画を見ているみたいだ。
私たちはボヘミアンな主人公と旅をするの。
すると、闇から抜け出たみたいにHard Rock Soundの世界に変わる。
ハードロックの世界で開放感を味わう主人公の気持ちになったみたいだ。
そして、またバラードで彷徨い、終わる。
バラード、オペラ、コーダ、ハードロックと音のジャンルを飛び越えて行くQueen。
まるで【Bohemian Rhapsody】と言う曲自体が、世界中の国に愛され、言語の垣根を飛び越えて歌われ続けるQueenみたいでしょう?
だからよ!
だから、彼らの映画、Freddie Mercuryの半生を描いた映画のタイトルが【Bohemian Rhapsody】になったのかもしれない。
そうでなくても、この曲はFreddie Mercury自身の歌だろう。
勿論、彼は罪人ではない、絶対に。
ただ、彼自身が移民や愛のスタイルなど、アイデンティティが定まらない自分のことを、少しだけ歌詞のように不安に感じていたように思えるの。
愛を欲し、どうしようもない自分に頭に来ながらも、孤独を嫌い居場所を探す自分。
それって、私たち人間、全員に当てはまる思いかもしれない。
Freddieは、全てを詰め込んだのだ。
生きると言うことを。
ギターのBrian とドラマーのロジャー・テイラーの2人は、2005年から2009年までポール・ロジャースと組んで「クイーン+ポール・ロジャース」をしたり、
アダム・ランバートを迎えた「クイーン+アダム・ランバート」として活動をしている。
2001年にロックの殿堂入りをし、ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第52位。
1979年にヨーロッパツアーを開催した時に、東西冷戦状態であったユーゴスラビアでもツアーをしたので話題になったり
Freddie が大のバレエ好きであったことから(【Break Free】のPV !! ) 国立バレエ団の知的障害者への義援金チャリティ特別公演に出演し彼自身踊ったり、
カンボジア救済チャリティコンサートにも出演したり、Queenは世界中のどの地域にも恐れずにライブしに行った。
国境など本当は存在しないのかもしれない。
目に見えない壁は人間が作り出したもの。
ならば、皆にロックを愛する気持ちがあれば、飛び越えて行けるのかも?
彷徨い続けるFreddie の魂がそう言っているようだ。
彼は生き続ける。
Freddie Mercury は生き続ける。
私たちの中に。
そして、世界中で
国や言葉の壁を飛び越えて、彼らの唄は、歌い継がれて行くのだろう。
永遠に。
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