これほど静かに泣いた映画はいつぶりだろうかと、泪をぬぐいながら思いました。
認知症で妻のことすら忘れていく夫、もう治ることがなくただ死ぬことを待つのみの末期がんの妻。二人が最後の最後、昔のように旅をしていく姿に、あふれんばかりの愛を感じました。
ラストに賛否両論あるようですが、私にはあの道がもっとも最善でした。
「自由とは失うものがないこと」
この歌詞が、二人の旅の総てを表わしているようでした。
ヘレン・ミレン、ドナルド・サザーランドの演技も必見です。
まさに名優でした。
とてもオススメの映画なので、観てほしいです。
