ShotaOkubo

リュミエール!のShotaOkuboのレビュー・感想・評価

リュミエール!(2016年製作の映画)
5.0
映画とは運動と時間の芸術である。リュミエール兄弟の「シネマトグラフ」にもショットはまぎれもなく存在していた。ワン・ショットでありながら「ラ・シオタ駅への列車の到着」にせよ「工場の出口」にせよ、すでに運動──動くこと、あるいは動きを止めること、等々──によって、真の意味で画面を活気づけている。この運動が時間体験、あるいは生の持続とわたしたちを向かい合わせる。
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