🇳🇴完璧なプロローグ🇸🇪
今にも割れそうな氷の上を歩いていく
父と幼い娘👨👧
雪深い森の中で一頭の🦌を見つけ、父は
猟銃を向けるが、その銃口はゆっくりと
娘へと向きを変える。
そして🦌は走り去り、なぜ撃たなかった
の?と娘は父を見つめる…….
数年後、親元を離れオスロの大学に入り
寮生活をするテルマ。
ある日、窓に一羽の鳥🦅が衝突すると
テルマは激しい発作に襲われる。
原因は不明だったが、それを機にテルマ
に変化が起こり始める……
ホラーと見せかけて、作品の本質は、
少女が自由を獲得する青春ストーリー。
厳格なキリスト教の教えと、父の抑圧。
異常なほど過保護な父の言動には違和感
しかもてないが、重要な伏線。
そしてアンニャへの恋心が深くなるに
つれ、テルマの心の葛藤が大きくなり、
封印された過去と能力が覚醒し始める🔥
その能力自体、遺伝的なものであるのか
もしれないけど、危険⚠️で何とかしな
ければと思うのは当然かもしれない。
それがプロローグに繋がるんだけど、
幼い娘を撃てなかった父は、テルマの
記憶と能力を薬物療法で封印し、長い
年月を見守っていくことを選択した。
それが正しい選択と思って見守ってきた
ことが、結果的には身を滅ぼすことにな
ってしまうのは何とも皮肉なことか😔
(これは親の立場からの見解ね)。
けどテルマは解放された。そして以前
より明るい表情で大学を歩く姿には、
自由を手に入れ人生を謳歌してる未来
が見えるような幸せなラストだったな。
🐍、🦌、🐦⬛、🍼、👩❤️👩、というキリ
スト教では「禁忌」であるものがモチー
フ。これらが分かりやすく効果的に表現
されてるとこ、またこのタイプの作品で、
サイキックがストーリーにマッチするこ
とから考えても、とてもよき作品👏