テルマの作品情報・感想・評価

「テルマ」に投稿された感想・評価

さち

さちの感想・評価

4.7
いやぁ好き❣️



サイキックモノかと思いきや、1人の女の子が大切なものに気づいて自立していく青春ムービーでした👏

数々の動物たち🦌をはじめしまいにはオトン火刑🔥とかまさに聖書。あとで調べてわかったけどミルクもなんだね〜🥛

劇中「なんで過保護?」「なんでオカンは車椅子?いつから?」と色々と絶対触れるであろうアンサーを待ち続けたけど、最近よくある特定の答えは求めてないけどこれだけはやめててね!というのがオチだったりするパターンは見事に回避👏大変楽しめましたわよ😚

主人公のテルマを演じたエイリ・ハーボーはめちゃくちゃ可愛いし、北欧の冷たい感じも映像美も勿論大好物なのだけど、さらに言うなら「わたしキリスト教界隈になぞらえた作品が本当に好きなんだなぁ」という事を改めて感じた作品でした👏もう🦌が出てくるともういくつかある説で
探し癖ついちゃったーーw

そう言えば序盤、アンニャを気にし始めたら現れた🐍。その蛇のズームからの上から写される大学構内。タイルの模様が蛇かと思っちゃうのも作戦なんですかね?
あたしにはハマらなかったわ。最初から最後までいまいち主人公や周りの心情が汲み取れなくて不完全燃焼ね。
RUKA

RUKAの感想・評価

4.1
面白かった。冒頭の幼少期のシーンが衝撃すぎて一体どういうことなの!?とここで既に物語に引き込まれて、いや引きずりこまれていた。

この少女、何かがおかしい。
うっすらとそんな雰囲気がずっと漂っているけどそれがなんなのか具体的には分からない。
この不穏な空気感が違和感あるのになぜか妙に心地よかったりもして、なんだろう不思議な感覚だった。

テルマとアンニャ、この2人のシーンが絶妙に全部よかった。
テルマが恋をして少女から大人になっていく姿が、表情が、行動が、全てが繊細で妖艶で美しい。描写がすごくいい。こっちまでドキッとする表情や息遣い。
2人の恋に「怖い」という感情すら生まれてきてしまう。ホラー的な怖さじゃない。美しすぎて怖い。好きすぎて怖い、というある意味誰もが通る道とも言える、自分の理性とか感情とかを通り越した領域を見せてくれる。演技や映像美だけで。
第三者目線ではなく自分が登場人物に憑依したような錯覚に陥るほど映像に引き込まれる。それも無自覚のうちに。凄すぎる。
ここで魅せてくれたからこそ終盤がもっと活きてくるなぁと思った。

何かおかしいと感じていた部分が後半で明らかになってきたとき、わざわざ小難しい設定ではなくそれが意外に単純明確でよかった。
何よりもよかったのがラストの終わり方。
多分もっと前のシーンでぶち切って曖昧にしてラストは皆さんの捉え方次第です、的な感じにすることもできただろう。そういう映画って最近多いし。でもきちんと最後の最後まで分かりやすく見せてくれてまさに絶妙なタイミングでの終わりだった。最高。

このラストがハッピーエンドなのかバッドエンドなのか、そんなことはもはやどっちでもいい。
抑圧から解放され自由を手に入れたいま、全てはもうテルマの意のままだ。
ホラーミステリーだと思ったら違った…サイコじゃん…。
ちょっと中途半端だったり、説明なかったりだけどアンニャが何で惹かれたのか…普通逃げちゃいそうだけど…。
まぁそこはあえてぼかして百合特有の秘密な空気感を醸し出したかったんかもしれない。
ちょっと自分のトラウマを思い出してしんどくなってしまった。

このレビューはネタバレを含みます

すごく爽やかなキャリー。
きちんとハッピーエンドのキャリー。

父と母に守られていた籠の鳥は、父を殺すこと母から解放されることで自立した一人の大人になっていく。
これはエディプスコンプレックスを経て、自我を確立していく課程の比喩なのだろうと感じた。

キャリーにおいてもテルマにおいても超能力の顕現は青春のリビドーの表れなのだと思うが、キャリーはそれが絶望からの破壊衝動へと向かったのに対し、テルマは最終的にはそのリビドーをコントロールして自我を構築したというのは大きな違いだなと思った。

映像の撮り方はものすごく綺麗。
ただ編集、カットのつなぎをスタイリッシュにしすぎているせいで、話と話のあいだがぶつ切りになっている気がしなくもない。
それがすこし残念。
じゅん

じゅんの感想・評価

4.5
良かった、すごく良かった
ホラーというよりも、青春映画のような
「RAW」や「キャリー」、「イノセント・ガーデン」とかいろんな要素が入ってるね

北欧の寒々とした美しい映画、好きだな
Mido

Midoの感想・評価

-
あのガラス窓に〜っていうアイデアが先にあったよーな気もする。

劇場 No 197

シネマ5での3本目です
ノルウェー🇳🇴を舞台に繰り広げられるホラー・サスペンス

大学に通うため、一人暮らしを始めたテルマ
ある時、彼女は突然の発作に襲われ精密検査を受けるが、その原因は彼女の幼少期の出来事と関わりがあった
そんな彼女は、同級生のアンニャと出逢い恋に落ちるが、アンニャが突如行方不明になる💨

第一印象として、S.キング原作の「キャリー」を思い起こさせるストーリー🤭
でも、ハリウッドのようにド派手な演出は殆どなく、静かに淡々と見せてくれる、いかにも北欧の国らしい仕上がり👍

冒頭、雪の森の中、父親が小さな娘に銃口を向けるシーンで引き込まれ、終盤の伏線回収へと向かう展開もスタイリッシュで興味深い🎬

ハリウッドでリメイクされることが決定されているとのことだが、オリジナルの持つ北欧の神秘的な雰囲気が、ぶち壊されてしまうのではないかと心配です🇳🇴→🇺🇸❓
Blindguy

Blindguyの感想・評価

2.0
ホラー映画ではないが、一瞬一瞬見たあとに思い出すシーンがちらほらあった。
内容は自分には難しかった笑笑
いの

いのの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます



すんごい好き


父を殺し母とまぐわる のは、オイディプス王だったっけ!?
父を殺し女とまぐわる、なんてすてきだろう(語弊はある)


あの母を、君は赦すのか。
あの母に、君は赦しを与えるのか。
それは、女だから?


キリスト教への私の理解が深ければ、もっと面白かったと思う。それが残念。それから、鹿(殺し)から始まる映画も今年たくさん、観たなあ。


できることなら、もっともっと深く長く潜っていて欲しかった。地下に長く深く潜った末の、救出。これは、北欧版女の子版、村上春樹!(また勝手な妄想です)


長い長い魔女狩りの歴史。
終止符を打つのは、きっと、この少女。
そうであってほしい。


恐れられたら、恐れられるような人になってしまう。怖がる者が、恐怖を生み出す。期待には応えないと。家族からなら尚のこと。家族のしがらみを破って、押しつけられた罪と罰の意識を破って。抑圧を越えて。跳ぶのではない。潜るのだ。魂の深いところへ降りていく。そこまで降りたら、他者と手を結ぶことができる。獲得する自由。


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*テルマを演じたエイリ・ハーボーがめちゃんこ可愛い!ジャケ写のイメージじゃ、勿体ない!それに、とても可愛らしいおっぱい。こんなんまで見せてくれちゃって、いいの?
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