結びに限らず、シリーズ全体的な話ですが、伏線回収が見事なのと、途中のコメディシーンのバランスがいい。
また、間に挟まれる和風なアニメーションも高畑勲監督の「かぐや姫の物語」のようで、これ見ると自動的に泣いちゃう。
瑞澤の新キャラ2人もキャラが立っているうえに、キャラクター・セリフはもちろん、上の句下の句も含めたすべての要素がこの映画の「つなぐ」というテーマにバシバシきまっているのでもう最高。原作ファンにも過去作ファンにもたまらないオマージュ的なシーンがたくさん入っているのも嬉しい。
欠点はないこともない映画ですが、今年ナンバーワン候補で、いま映画館で見る価値のある珍しい邦画だと思います。激しくおすすめです。
