このレビューはネタバレを含みます
FOX-MEN最終作。
なんだけど『X-MENフューチャー&パスト』で新しいタイムラインを生み出してまでダークフェニックスサーガをやり直した割に、終わってみると『X-MENファイナルディシジョン』の結末と大差ないなっていうのが正直な印象。
銀河最強クラスのはずのダークフェニックスの脅威もあまり伝わらないし、急に現れた異星人デュバリ帝国の脅威も伝わらない。最終作なのに印象に残るような出来事が特にない。
なによりエリック(マグニートー)をどう扱いたいのかブレブレなのが気になった。前作『X-MENアポカリプス』のラストで「さらば友よ」みたいな感じで別れたくせに今作では会って早々「お前は友達じゃない」とか言ってくるし。「復讐はやめた」とか言った直後にレイヴンの死を知ってジーンに復讐しかけるし。と思ったらすぐ心変わりするし。エリック好きだからこの雑な描かれ方は結構残念だった。
もうクイックシルバー無しのX-MENじゃあ満足出来ない体になっちゃった…。