おどろきの白鳥

ランペイジ 巨獣大乱闘のおどろきの白鳥のレビュー・感想・評価

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)
3.8
試写で拝見しました。
今年の『ジオストーム』『グレートウォール』枠は決まった。もう、なんでしょ、この『バカ映画の殿堂感』(褒めてます)。
しかも下品な下ネタ満載。
まるで私の為の映画だ。嬉しい。

主人公がロック様なのが素晴らしい。
ロック様が「米特殊部隊出身、密猟者ハンター経由、現在動物学者」って設定に突っ込み入れたいが、とりあえず横に置いておくとあら不思議。
あらゆる格闘技とあらゆる武器が使え、あらゆる乗り物を乗りこなす、(そんなことあるわけねーだろ!と言いたくなる)スーパーヒーロー像に、「ロック様なら仕方ない、納得」という気持ちになるからすごい。

きっとスタッフは、昭和の東宝特撮好きなんだろうなー、どう見ても三体の巨獣が、アンギラスvsバラダギ様vsゴジラに出てきたキングコングだもんなー

あと、最初の『キングコング』の続編『THE SON of KONG』(邦題:コングの復讐/1933年)リスペクトもあり(※)。

というバカ映画ですが、有無を言わさぬジェットコースター感もあり、私は大好物です。

(※)『コングの復讐』に出てくる"キングコングJr."は、アルビノの白い個体なのです。