新作6作品一気に!
4作目
ヒッチコックとアガサ・クリスティが交錯したような至極のサスペンス……スティーヴン・キング
久々に劇場でリーアム・ニーソン主演、しかも列車🚉が舞台とあれば…
面白くないはずがない!
期待通りでした😊
邦題もセンスあるんじゃないですか。原題は「通勤客」。
元警官のマイケル・マコーリーは、保険会社に勤務して10年の60歳を迎える男。
ある日、彼は上司から解雇通知を受け愕然とする。
住宅ローンや息子の学費と出費が多く、困窮していた矢先のことだった。
だが、帰りの列車の中で、ある女性から人間行動学の実験に参加しないかと声をかけられる。
それは、ある人物と盗品の入ったカバンを10万ドルで探し出すというものだった。
やがて、その依頼は妻子を巻き込んだ危険なものへと変わっていく…
この作品は、ニューヨーク州のメトロノース鉄道ハドソン線を舞台にしており、実際にはイングランド南部の駅を本物そっくりに装飾したり、英国のパインウッド・スタジオに駅の複製を精巧に再現したとのこと。流石です。
全編を通しての列車の疾走感、また不特定多数の人たちと共有する密室の緊張感が、物語のリアリティを高めています。
まさしく、列車というのは巻き込まれ型スリラーにはうってつけの舞台です。
リーアム・ニーソンの演技も流石で、これは「フライト・ゲーム」がそのまま列車にスライドしたような感じでカッコ良かったと思います。
今年66歳になるリーアム・ニーソンの危機一髪のアクション・シーンは健在でした。
クライマックスは、まさかの「カサンドラ・クロス」?
もうワクワクして、列車好きにはたまらない展開でした。
私としては、オススメの映画だと思うのですが…もっと評価が高くてもいいのになぁ。
※エンド・クレジットも鉄道の路線図を模したものになっており、これまたサービス満点の演出でした。