ラストのスタッフクレジットが路線図なのが楽しい。
それは置いといて、この映画は電車での通勤事情が日本と全く違うため、「悪くはないんだけど、ピンとこない」作品だった。
顔見知りになるくらい、常連とか日本ではそんな発想がない。
だから、そんな中から目的の人を探し出せと言われても、設定そのものがピンとこないので、「ああ、うん、うぅーん」とどう理解していいのやら。
アクション、サスペンス、人情物などとしてはとても面白いんだけど、「理解できない」という事が邪魔して、最後までどう観ていいのか分からなくて途方にくれる作品でした。
やっぱり、映画には理解できる、または共感できる世界観や文化とか大切なんだって良く分かりました。
なので、ラストのオチで全体図が見えてもも「あっ、そう。そんな話だったんだー」としか言いようがなくて…。
