TAKA

坂道のアポロンのTAKAのレビュー・感想・評価

坂道のアポロン(2017年製作の映画)
4.2
2018-070-062-008
2018.3.29 TCなんば本館 Scr.4

・私事ながら・・・
・感動のセッション
・そうねぇ。
・ラストの感動。
(追記。)
・思い起こせば。

レビューの前に一つだけ。
私事乍らこの度東京に異動になりました。
本作鑑賞翌日の夕方にいきなり内示。( ̄▽ ̄;)
図らずも、本作が大阪勤務中に鑑賞した最後の作品になりました・・・(^_^)
(日記の続きは「追記。」で・笑)

さて本編(^_^)

待望の三木孝浩監督作品。
長崎三部作(^_^)
フワッホー♪(* ̄∇ ̄)ノ♪

原作・アニメとも未見です。

知り合いのフォロワーさんに
「好きそう♪」
って勧めて頂きました。
はい好きですよ♪(* ̄∇ ̄)ノ♪(笑)

「忌々しい坂道だ・・・」
長崎に来た人あるある(笑)

長崎の人は坂に慣れてるからねぇ・・・
俺なんか東京であるお宅にお邪魔した際に
「いらっしゃい。坂道大変だったでしょ」
「え?坂道あったんスか?」
なんて会話したことあるものf(^_^;(実話・笑)

佐世保はあまり馴染みのない街なんだけど、坂道の感じとか、長崎市と同じ感じなんですねぇ(^_^)
なんか親近感湧いて嬉しくなっちゃう(笑)

横須賀から転校してきた薫。
心に傷を持つ優等生。
彼は転校早々、不良の千太郎と漫画的に運命の出逢いを果たす。
ヾ(≧∀≦*)ノ〃(爆)

まぁ特に漫画的なのはそこぐらいで(苦笑)
その後は普通の高校生の日々が描かれます。

好きなものへの情熱
甘酸っぱい切なさ
世の不幸を全て背負ってしまったかのような絶望

三木孝浩監督は、そういった青春の甘さ、ほろ苦さなんかを淡々と描くのが本当にうまい。

圧巻だったのはセッション!
凄い!
あれ、確か中川大志と知念侑李が実際に演奏してるんだよね?
どんだけ練習したんだろ!?
!!(゜ロ゜ノ)ノ

作中2度のクライマックスでセッションするシーンがあるのですが、
2度とも涙がチョチョ切れるシーンでした。
素晴らしかった・・・。・゜゜(ノД`)

敢えて言うなら、
当時の高校生にしては上手すぎるだろ?
?( ̄▽ ̄;)
それだけです。
名シーンでした。(^_^)

そして三木孝浩監督は、ドラマを丹念に描きつつ、キャストの魅力を巧みに引き出していく。

「どがんしたと?」
小松菜奈が本当に高校生に見えた。
高校生のように輝いていた。(^_^)

でも何より中川大志かな。
千太郎だった。
(原作知らないけどf(^_^;笑)
一見豪快に見えるけれど、誰よりも繊細な千太郎。
彼の好演がなければ本作の感動はかなり薄まっていた気がする。
何なんだろうね?
特に演技が巧かったって気はしないんだけど、凄い好印象が残った。(^_^)
彼の存在感は大きかったんだと思う。

そうねぇ。
少し気になったのは・・・
ディーン・フジオカのエピソードね。
あんなにカメオ出演的なレベルで端折る必要があったのかな?
も少し描いても良かったんじゃないかと。てか描いて欲しかった。

そしてもう一つ・・・
知念侑李。
演技がどうとかってのは思わないんだけど・・・
ごめんなさい。m(__)m
完全に個人の好みの問題なんだけど、声が苦手です。f(^_^;

まぁ多少気になる処はあったんだけど・・・

ラストはうるうるしちゃいました。
てか泣いちゃいました。
。・゜゜(ノД`)

はい、甘ちゃんです。
本当に素敵な青春映画でした。
(^_^)

エンディング・テーマがジャズでなく小田和正さんだったのは・・・
音楽(ジャズ)映画ではなく、
ノスタルジーを味わう青春映画です。
ってことかな。(^_^)

ジャジーな映画でも構わないけどねf(^_^;(笑)

感動しました(^_^)

追記。
・ラストがああなったのは・・・
小松菜奈さんの・・・
いや、そんなことはない筈!
(*`Д´)ノ!!!(笑)
・本作を勧めてくれたフォロワーさんに東京に異動って報告したら、
「塚口サンサンに行けなくなるじゃないですか!?」
って仰って頂けました(笑)

(日記)
・思えば・・・
東京に行って映画好きになってから、
関西にサッカー遠征で来たときに、大阪で初めて観に行った映画館が、TCなんば本館でした。
午前十時の映画祭で、サウンド・オブ・ミュージックを観たな、確か。
もしかしたらスクリーンも同じかな?
そう。サウンド・オブミュージック。
本作で演奏された、My Favorite Thingsの元ネタになる作品。
しかも長崎の映画。

勝手に因縁を感じて沁々してます♪
(* ̄∇ ̄)ノ♪
(笑)
(^_^)
TAKA

TAKA