ドキュメンタリー映画。普段からドキュメンタリーは好きでたまに観るけど、かなり頭を働かせて考えたり、勉強し始めたりするからエネルギー消費が凄い笑。現地の人たちのスペイン語が分かりやすくてよかったな。
まず思ったのは平和っていいな、って。
めっちゃシンプルで中身なさそうだけど、軍を持たないっていう選択はかなり難しいものだと思う。非軍備国家になった事でその資金で国民への社会保障がしっかり出来るようになって、コスタリカは幸福度も高い国であり続けられ、エコ先進国として常にトップを走り続けられる。
米国やソ連に巻き込まれそうになっても、中立というコスタリカらしさを貫くのもカッコイイ。国民投票で軍備を持つか問われた時もほとんどの国民が平和を望むのは、きっと他の国では成し得ない結果だっただろう。その平和を勝ち取るのに薄暗い時代があったのも当然だけど、そこを乗り越えたコスタリカ国民や大統領たちは本当に素晴らしい。
現在は貧富の格差が問題になりつつあるみたいだけど、それはコロンビアなどの他の南米諸国も同じだと思う。CAFTAなどグローバリゼーションが良いか悪いかは私には判断が難しいけれど、これからの時代はそれらを受け入れつつ独自の道を切り開いていくしかないはず。
「平和」という伝統がこれからも受け継がれていってほしい。
