上演会で視聴。
コスタリカは64年間軍隊を持たず、福祉国家として存続しつづけている。
コスタリカではリーダー性と外交に優れた政治家、戦争に反対する大多数の国民、そして国際社会への平和への取り組みをすすめ、かつ国際裁判所での民主的な解決を求めてきたことなどか歩みとしてまとめられていた。
一番印象に残っているのは、軍隊を持たず、戦争をしない状態を維持できたのは最終的には「大多数の民意による」ことだということ。
国際的な緊張が高まる中ではあるが、コスタリカの事例を知って、福祉国家として、戦争をしない国があることをもっと多くの日本国民に知って欲しいと思う。
上演会後の意見交換では、
世界や政治に対し、広い視点で見つめること、アメリカなどの大国の主張だけに目を向けることに危機感や違和感を持つこと
の重要性についての話もあがった。
この映画を通じて、戦争をするという状態が病的な状態であること、戦争をしない国づくりこそが文明的であること、という視点についての学びがあった。