ゆ

検察側の罪人のゆのネタバレレビュー・内容・結末

検察側の罪人(2018年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

ある日、夫婦刺殺事件が起きる。そして、捜査を進めて行くうちに、最上が親しくしていたゆきちゃんが殺された事件の容疑者で時効が成立していた松倉が、捜査線上に浮かび上がってくる。

調査をしていくうちに、他にも弓岡という容疑者が浮かび上がってくるも、当時罪を免れた松倉を許せない最上は、執拗に松倉を容疑者に仕立て上げようとする。
そして、ついには最有力候補の容疑者、弓岡の逃走を自ら手伝い、殺してしまう。

しかし、行動がおかしいと睨んだ沖野と橘は検察官を辞職し、松倉の弁護士軍とタッグを組み、松倉の無罪を証明しようとする。

そして、無事に松倉は釈放される。釈放パーティに沖野と橘も顔を出すが、松倉は沖野の取り調べの仕方を許せなかったと激怒し、パーティ会場から飛び出してしまう。
急いで、沖野も追いかけるが、松倉は車に跳ねられてしまう。(最上が親しくしているヤクザの一員がその車から降りてくる)

最後に、沖野は最上に会いに行き、話を済ませた後に沖野は帰って行き、その姿を二階で最上が見ている時に沖野が叫び出すというシーンで終わる。


見終わってもモヤモヤして、全然スッキリしない映画。最上の自分の正義を貫き通す姿は男らしかったが、それの代償は大きすぎるものがある。
ゆ