ストレスシネマ

検察側の罪人のストレスシネマのレビュー・感想・評価

検察側の罪人(2018年製作の映画)
2.9
木村拓哉の演技はやはりかっこいい。

佇まい、仕草、目線。

どれをとっても、「ザ・かっこいい男」なのである。

作品としては、情報量が膨大で、セリフも速い。
ついていくことが精いっぱいで、それ以外に思考することができないような形で話が進んいく。

登場人物も、それと関わるものも、一言くらいしか、説明していないこともあり、「目が離せない」ではなく、不親切極まりない。

したがって、観るのが疲れました。

意味が分からない点を申し上げるなら、

「なぜ荒川の土手でも、葬式でも変なのが踊っているのか」
「二人はいつ惹かれあったのか」
「なぜあの弁護士は訳のわからない場所に事務所を構え、変なものを置いているのか」
「たかが雑誌の記者風情が、簡単に検察に潜り込めるのか」
「あんなバレバレなものを取った押さえ方でばれないのか」
「最上の家族が出てきた意味」
「なぜいきなり沖野はキレ始めたのか」

説明があったにせよ、少なすぎてわからない点が多い。
また、それを探っても答えが出ない気がする。

つまり、言いっぱなしなのである。

これでは、カメラを止めるな!と同じになってしまう。

映画として、意味不明なのだ。

原作を読んでいないと理解できない映画など映画にする必要がないのだ。
紙芝居で十分である…
https://www.stresscinema.com/cinema/2316/
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