さすが、ですね。
会話劇なんですよね、基本。
どっかで数人が喋ってるというシーンの連続。
しかしロケが素晴らしい。
どのシーンも背景が素晴らしい。
素晴らしく印象的。
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でも、小声の早口大会やめてくんないかなぁ。
聞き取れなくてイラっとしちゃう。。
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キムタクとニノの演技すごいですね。
キムタクもすごかった。
かなりやばいとこまでいっちゃうダークヒーローをちゃんと表情で演じてました。
「スターでいなきゃいけない」のはキムタク本人もそうだし、役柄的にもそう。
カッコよくビシッと光り輝いていなきゃいけない。
でも人間的な弱さを常に滲ませてました。
こんな演技できるなんて。
期待大ですよ、今後。
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しかし今回は相手が悪かった。。。
天才ニノに押されてしまいましたね。。
特に前半はニノを圧倒しなきゃいけないのに、前半ですでに負けてましたからね。。
飼い犬に食われる話なのに
最初っから飼えてませんでした。。
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強烈な現政権批判であり
完全なる反戦映画。
反戦映画が現政権批判映画になってしまう現状こそが超ホラーです。
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この映画では
第二次大戦での史上最悪といわれるインパール作戦についても取り上げられてます。
この作戦の司令官は牟田口廉也中将。
敗北を受け入れずに自分の考えをゴリ押しする男、だったようです。
つまり、キムタク演じる野上と重なる人物像。
野上も自分の信念のために法を破って突っ走ります。
野上は強い反戦の意思を持ってるのにもかかわず、
ノリとしては牟田口廉也中将と同じになってしまってる。
この複雑な構図がこの映画の面白いとこ。
常に悩み苦しまないといけない。
東風万智子が演じた「世界極右会議」の思考停止したような妻とは対極。
常に疑いを持たなければいけない。
なので、パッキリとした爽快感のあるラストなんて来るはずがない。
だから、あのラスト。
問題はまだこの道に続いていくし
過去を振り返ればこの道は白骨街道につながっていく、と。