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検察側の罪人のsaorinoのレビュー・感想・評価

検察側の罪人(2018年製作の映画)
3.1
なにが正義か?

実はわたし、木村さんと道でよくすれ違います。お犬様と戯れられているときもずっと、木村さんは「木村拓哉」なのでわたしは、木村拓哉という人はすごい。「カッコいい」の擬人化。そんな人間が歩いている道。あの道はもはや、木村拓哉ロードと名付けるべきです。通行手形を持つ者しか通れない道にしてしまえばよい。至近距離で拝見する木村さんはずっと神聖な美しさとオーラを放っています。すれ違いざま、思わず「か、カッコいい…、、!」と漏らしてしまったことも。信じられますか。すれ違うたび、ときめきで少しキレイに、余命は長くなってると思います。SMAPだと慎吾くん派なのに。木村拓哉とは、そんな男なのです。

30年以上もイメージを壊さず、ひとの期待に答え続けていくという尋常じゃない努力。きっとおうちにいるときも、ほぼ木村拓哉なんでしょう。

長くなりましたが、本題。この配役と似て非なる人、それが木村拓哉です。世間やファンに対する「正義」を貫く人でありながら、罪人として見られることを厭わない人にも見えます。言い訳することも、文句ひとつこぼすこともせず、自分の正義を貫いてまで生きようとしない。ただ、ファンの期待に答える。こんなカッコいい人、他にいるだろうか。

なのでこの作品が大衆向けに作られた興行作品であるとしても、「木村拓哉 VS 二宮和也」を一見する価値はあると思います。
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