saorinoさんの映画レビュー・感想・評価

saorino

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コピーライターという職業柄、ジャンル隔たりなく観ます。レビューは「わかりやすく、簡潔に」がモットー。好きな監督は、ノーラン、キューブリック、エドガー・ライト、西川美和、ウェス・アンダーソン、ティム・バートン、スピルバーグ、テリー・ギリアム、吉田大八。あと、タラちゃん。好きな俳優は、レオナルド・ディカプリオ。お勧めされた映画、ぜんぶ観ます。

映画(545)
ドラマ(3)

レザボア・ドッグス(1991年製作の映画)

3.4

警察の犬はだれだ!強盗に入る前と後の、男たちの攻防戦がはじまる。アクション映画と思いきや、下ネタにはじまるくだらないジョークで繋いだ小話的一本でした。黒人差別的な用語もバンバン出てくる、90代らしい作>>続きを読む

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.3

………なんやこれは。時系列に組み直してくれたネタバレを読んでも、どの時点の何がオチになるのか、理解が追いつかない。でも自己愛が異常に強くないと、この結果は招かないよなー(もはやどこが終着点なのか判断不>>続きを読む

ゼロの未来(2013年製作の映画)

3.5

混沌とした情報化社会で、解けば人生の解が得られると言われる「ゼロの定理」に挑む孤独な老人を描いた本作。テリーギリアム節が炸裂した、前衛的な未来を覗けます。

人生における「究極の解」を「定理」に見立て
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

2.9

わたしの知ってる、インテリで彼女のためにひとっ飛びしちゃうスパイダーマンではなく、無謀で無計画で自分勝手すぎるピーターパーカーの言動が謎すぎて、終始感情移入できませんでした。。悪役も「アメージングスパ>>続きを読む

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.6

夢中になるものに、男も女もない。ボクシングよりバレエに惹かれる男の子がいても、ピアノよりボルダリングにハマる女の子がいても、それが個性ってもの。誰にも止められないほど無我夢中になること。マイウェイを貫>>続きを読む

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.9

「もし、史上最悪と言われたナチスをやっつける過激派秘密組織がいたら」という、タラちゃんお得意のもしもムービー。最狂のブラピは見てて痛快。頭皮ってそういう使い方するんだっけ、、きっと今回もPG12、なん>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.5

先ほど避難所で観終わりました。何回観ても最高(歴代最多視聴)!未成年らしく少年らしい片鱗を見せながらも巧みに大人たちを騙していく。その鮮やかさは、何度見ても痛快。レオもトムハンクスも、最高な役回りです>>続きを読む

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.9

死の淵までぶっ飛ばせ!カーチェイス VS サイコパス。タランティーノ流サイコパスは、ちょっと情けなくて人間味があるんだなぁ笑。絶妙なバランスでサイコパス。そして今回も出てきました、タフな女の子たち。い>>続きを読む

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.5

華麗なる殺戮。タラちゃんおなじみの、血まみれ天国です。刀の向く先に一切の迷いがない美しい女たちに、秀逸すぎるタイミングで入ってくるサントラ。いちばん驚いたのはタラちゃんが思った以上の親日家だったこと。>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.9

ジョーカーは、"ただのイカれたヤツ"ではない。引き金になったのは、社会的弱者にとっての社会悪。社会悪がなければ、生まれなかった人格だ。

妄想性障害や笑いが止まらない破爪型統合失調症などいろんな精神病
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.7

「三谷幸喜劇場だよね、さおりは」と友人に言われ、30年、真面目にやればやるほど周りが爆笑に包まれるという謎現象にやっと光が差したあの日。

まあ、みんなが笑ってくれるならいっか!
と呑気に構えていたの
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.8

レオファンとしては、タランティーノ史上最高!8歳の子どもに慰められて泣くレオ、、躊躇いなく火炎放射器を放つレオ、、イタリアにかぶれてるレオ、、過ぎ去った栄光を思い返すレオ、、自己嫌悪に陥ったかと思いき>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.4

「もしも晴れ女を"セカイ系"で語ったら」という映画。クソみたいな世の中にも、嘘みたいな晴れ間はあって。そんな景色に出合うことを人は"奇跡"と呼ぶ。嘘だらけのこのセカイでも信じられるものがあれば、それだ>>続きを読む

娼年(2018年製作の映画)

1.1

ananのセックス特集号みたいな映画(読んだことないが)。タナトスとエロスって人間の境地だと思っていて。うまく描けば、とんでもなく深い作品になると思うんです。でもこれは、ほぼAV。石田衣良、またエロ本>>続きを読む

LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)

3.4

畑に敷いたビニルシートにタイムリープされてくる男を秒で射殺する、という最初の絵が面白く、展開を期待しちゃったかな。

「自分を守るために未来からやってきたのに、過去の自分は未来の自分を殺す役目を背負っ
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1984(1984年製作の映画)

4.0

「思考すること」を禁止される監視社会。過去の真実は「真理省」の手によって歪められ、最小限まで言葉を削った辞書が配られる。仮想の敵で国民を扇動し、反逆する者は社会的に抹殺していく。

キューブリック『博
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

最高にクールなジャケットに、センスある邦題。この2つが揃った洋画には、めったに出合えない。

3年契約の月面勤務の終わりを間近に控えた男がある日、事故に遭った。目覚めたのはベッドの上。周りの様子を不審
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.9

外気温:-55℃、酸素:ほぼ無し、水:無し 、食料:31日分 、次にNASAが火星に来るまで:4年。ひとり火星に取り残されたら、あなたは生き抜けるか?!NASAに集うあらゆる頭脳を駆使して、火星に取り>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

3.9

遺伝子操作によって、才能あふれる秀才な子どもを産める時代。貧富の差が遺伝子の差になったとき、社会はどう変わり、人の価値観はどう変化するのか。というようなお話。星新一的というか、村田沙耶香的というか。世>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.3

本日、角田光代×今泉監督×東大准教授のトークショーを交えた試写会@東大にて鑑賞。貴重なお話をたくさん聞けたので、メモを残しておきますね。

・20年前の恋愛観と、今の恋愛観は違う?
「20年前に原作を
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

■退屈な一日を忘れられない日にするのは、あなた。
もしも、くだらない毎日が永遠に続くとしたら。繰り返すのは、「ミッション:8ミニッツ」のような切羽詰まった8分間ではなく、早く過ぎ去ってほしい平凡な一日
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.3

旅先で出会った男女の会話劇ロマンス。こんな恋愛してみたい映画ランキングがあれば、3位内に入るのでは?!笑 ベタになりそうでならないのが、この映画のすごいところ。

元カノのエピソードを話しても、地元で
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.1

爆破テロの犯人を見つけるまで、8分間のミッションを何度も繰り返すタイムリープものSF。あなたは何回目で犯人を見つける?

舞台は、走る列車の中!最初は銀行の支店を構想していたらしいですが、動いてる場所
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ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

先に言っておくと、わたしは決して電通がキライなわけではない。尊敬する師も友人も、世の中と商品をブリッジさせるための素晴らしい広告を作っているし、なにより彼らの姿勢はとても真似しようと思ってもできるもの>>続きを読む

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.6

警察組織の下で飼いならされた予知能力者たちが未来の犯罪を知らせるというSF。どんな作品にもヒューマンドラマ要素を入れるスピルバーグですが、今回の味付けはちょっと薄めかも。2時間半にわたった、予期しない>>続きを読む

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.0

サイボーグを中心に?構成された警察組織(=攻殼機動隊)が世界的犯罪者を捕まえるために奔走するというお話。すごいCGで魅せるというよりは、ちょっと概念寄りに語る一作です。自我とは、意識とは、存在とは、と>>続きを読む

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.2

120年の睡眠カプセルに入ったのに、30年後に目覚めてしまった男女のラブストーリー。観たことをすっかり忘れてました、すみません。

世の中には、いろんなSF映画があります。ただただ美しい宇宙空間を感じ
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.0

「アイツに会ったのに、生きてたのか」。今度のサイコパスは、会った人間はみんな殺しちゃう系サイコパスです。ここはテキサス。麻薬と金がもたらした銃撃戦の後を見つけてしまったが故に、追われる男と、追う男の追>>続きを読む

パリ、恋人たちの2日間(2007年製作の映画)

3.3

「パリっておかしいよ!」アメリカ人から見た風変わりのフランス人彼女を描いた本作。「この街はどんな変わった人間でも生きやすい」と感じたパリ一人旅のときの感覚を思い出しました。芸術大国だからだろうか。変な>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

3.3

Don't think,Feel!「他人の夢を侵犯する」をテーマに描いた、カオス的ファンタジックワールド。起承転結が読みにくい自由演技の構成なので、ちょっと展開を捉えにくい。右脳で観る映画かも。トラウ>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.8

ブレードランナーのような未来都市"NEO東京"は、2019年の東京。「AKIRAは何者なのか」「登場する3人の超能力者?が何者なのか」などいろんな謎を残したまま、ストーリーは展開。エンディングの一歩手>>続きを読む

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