りおまい

ミスター・ガラスのりおまいのレビュー・感想・評価

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)
4.8
シャラマン作品「ミスターガラス」は
2001年「アンブレイカブル」
2017年「スプリット」2作品の続編として18年越しの2019年に公開された。

今回作品の主人公3人のたちは
「負の存在」ではなく
「可能性の存在」として
描かれている。

この作品には確かに沢山の
メタファー(隠喩)(暗喩)が絶妙に
織り込まれており

三つ葉のクローバーの意味
アメコミの意味
3人の主人公の存在の意味

それらを比喩し
アメリカ社会の規制の歴史や
精神医科学などを絶妙な
エッセンスとして豊かに
作品を形成させている。

物語の中で出てくる
「解離性障害」「DID」

決して「負の存在」ではなく
「可能性の存在」として
明確に位置付けた
シャラマン監督は流石である。

「アンブレイカブル」
「スプリット」そして本作品
「ミスターガラス」の3部作は

(3)という数字の謎へと
見る者を誘ってくれるだろう

りおまい

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